サーバー変更のDNSと浸透時間について

現在利用中のレンタルサーバーを、
別のレンタルサーバーに変更させたい、引越しさせたいと、考えてる場合

サーバー変更などに伴って「DNSの浸透待ち」が生じる!



サーバー移行(引越し)するには、
DNSを書き変えが、原則、必要になってきます。

要するに、
「このドメインは、このサーバのIPですよ~う」と、教える必要があります。



所謂、 ネームサーバの設定!です。
→ ネームサーバとは (DNSサーバ=ネームサーバ)




書き換えたからと言って、即座に切りかわら訳ではありません。
DNSを書き変えると、新しいサーバーに変更する事ができますが



それには、多少の時間が必要になります。



たとえ、新しいサーバに繋がってアクセスできたとしても、
別の回線からは、旧サーバでのアクセスになってることもありますので、

保有時間は注意しなければなりません。



これは、検索エンジンのクローラーにも言えることで、

もし、旧サーバを削除していたら、
SEOの観点から、そのサイトとは、存在しない!



と、言う事になってしまいます。



ですので、
新旧どちらからアクセスされてるか、解らない状態ですので



サーバー移行後も、
新旧、両方のサーバーを維持する必要があります。




DNSが浸透するまでの期間は?

DNSの浸透には、1日から3日と言われてます。
個人的に、何度も変えてますが、だいたい5時間以内で変更されています。



浸透すれば、
Googのクローラーは、新しいページに訪問しても、



「あ、これは、IPアドレスが変わったな」と、
気が付いて、正しい情報に整えてくれます。



なぜ、浸透するまでの時間が掛かるかと言うと

DNSには、負荷を軽減する為に、キャッシュを利用しており、
キャッシュとは、過去に表示された情報を一時的に記憶しておく事なんですが、


DNSサーバーが、キャッシュする、保持時間は、
権威DNSサーバーの設定として、ドメインの管理・運用者の指定で行われている。


その保有時間の設定が、 DNSのTTL(Time To Live:有効期間の意味 )で、
一般的に、86400秒(24時間)と言われており、
長くても72時間と言われているだけです。




DNSのTTL(Time To Live)の設定で、

保持時間は決まりますので、
保有時間の1日から3日は、これは保障されてるものには、ならないってことです。



レンタルサーバーを変更する際は、
既存サーバーも、しばらく(1週間2週間)は、維持しておくことで、

トラブル無く「DNS」の変更が行えますね!