mod_deflateの設定方法、データを圧縮転送させるモジュール

「mod_deflate」とは、WEBサーバー(Apache)を拡張(モジュール)機能の1っ

データファイルを圧縮することできるモジュールで、
通信される容量が軽減されることによって、表示速度を高速にする仕組み

Apache とは


コンテンツのデータを、サーバーからブラウザで表示するまでの通信を
圧縮した状態で、転送されることで表示速度を向上することに期待が持てる

当然、転送量も軽減されるので、転送量を減らすメリットも大きい


但し、処理能力が必要以上に増えるため、サーバ性能が悪い場合は、
逆に、レスポンスを悪化させてしまう場合があるので注意が必要だ!




そもそも、「mod_deflate」は、
どの共用レンタルサーバーでも対応しているものではなく

WEBサーバー(Apache)を採用しているのは当然としつつ
サーバー側で、「mod_deflate」のインストールされていることが必要になる

要するに、CPUにも負荷が掛かるので、
サーバー会社では、非対応にしていることがあると言うこと!



お名前.com」「さくらサーバー」「コアサーバー」では、対応
エックスサーバー」では、「mod_pagespeed」モジュールが標準装備


※ エックスサーバーも「mod_deflate」は対応しているが
併用すると、CPUの負荷も大きいので「mod_pagespeed」のみ対応が望ましい

mod_pagespeed とは



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パフォーマンスの向上の為に修正が必要な点アドバイス!

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「.htaccess」ファイルで編集

「.htaccess」ファイルに以下の記述を追加

<IfModule mod_deflate.c>
SetOutputFilter DEFLATE

"# gifやjpgなど圧縮済みのコンテンツは再圧縮しない"
SetEnvIfNoCase Request_URI .(?:gif|jpe?g|png|ico)$ no-gzip dont-vary
SetEnvIfNoCase Request_URI _.utxt$ no-gzip

"# htmlやcssなどは圧縮"
AddOutputFilterByType DEFLATE text/plain
AddOutputFilterByType DEFLATE text/html
AddOutputFilterByType DEFLATE text/xml
AddOutputFilterByType DEFLATE text/css
AddOutputFilterByType DEFLATE application/xhtml+xml
AddOutputFilterByType DEFLATE application/xml
AddOutputFilterByType DEFLATE application/rss+xml
AddOutputFilterByType DEFLATE application/atom_xml
AddOutputFilterByType DEFLATE application/javascript
AddOutputFilterByType DEFLATE application/x-javascript
AddOutputFilterByType DEFLATE application/x-httpd-php
</IfModule>




圧縮状況をチェック
サーバーが圧縮データを送信しているかどうかをチェック
「Enter a URL to Test」 ← URLを入力して「Test」