モバイル向けサイトの表示速度!ページロード70%が10秒以上
モバイル向けサイトのページスピードに関して、
「think with Google」モバイル・測定のトピックから記事が公開されている
新たな分析によれば、モバイルランディングページを完全にロードするのにかかる平均時間は22秒です。モバイルサイトの訪問者の53%は、読み込みに3秒以上かかるとページを離れます。それは大きな問題です。
ほぅ、3秒以上でページから離れちゃんですか!
モバイルの場合は、ロード時間が遅いサイトが多いので多少は我慢するかと
モバイルページが遅いのは、ある意味、織り込み済みの様な気がしますが
それでも、モバイルユーザーは、速さを求めて、たった3秒も待てない
半数の方が、意外と3秒で離脱しちゃうんですね!
まぁ、世界的な統計とは言え、個人的には意外でした
126か国のモバイル広告のリンク先ページ、90万件の分析によると
ページロードの70%が10秒以上
分析したページの70%が、画面に表示されるまでに約7秒かかり
完全に読み込まれるまでには、10秒以上がかかるようです
1秒から7秒だと、離脱する確率は113%増加
また、ページの読み込み時間が、「1秒から7秒」になると、
モバイルサイト訪問者が、離脱する確率は113%増加するとのこと!
直帰率とコンバージョン率の関係についてセットで予想
予測精度が90%!ニューラルネットワーク(ディープラーニング)によると
表示速度:1秒から3秒に落ちると、直帰率は32%上昇
表示速度:1秒から5秒に落ちると、直帰率は90%上昇
表示速度:1秒から6秒に落ちると、直帰率は106%上昇
表示速度:1秒から7秒に落ちると、直帰率は113%上昇
表示速度:1秒から10秒に落ちると、直帰率は123%上昇
同様に、「ページ上のテキスト、タイトル、画像」の要素数が
400個から6,000個になると、コンバージョン率は95%低下するそうだ!
モバイルページの場合は、速度とサイズが重要
モバイル向けページサイズに関して、次のような調査結果
ページの70%が1MBを超え
36%が2MBを超え
12%が4MBを超え
これは、1.49MBが高速3G接続を使用してロードするのに7秒かかることを考慮すると、
1つのモバイルページには莫大なものです。
日本では、4G接続以上の環境が整っていて、一般的にも普及されているので
ある程度、快適に利用されている方も多いと思われるが、
とは言え、まだまだ、「2G・3G」回線も、多く使われているので、
モバイルページのサイズも、意識を高くする必要があるね!
単純に画像とテキストを圧縮することで、ページの30%は250KB以上を節約できる
画像を圧縮するツール
モバイルページ向けユーザー エクスペリエンス テスト
モバイルフレンドリーなサイトのテスト
また、キャッシュ機能を使って、対策するのも大きな要因になって
例えば、「mod_pagespeed」の拡張機能で、ファイルを圧縮できる
エックスサーバーの場合は、「mod_pagespeed」が標準搭載!
mod_pagespeedとは!ファイルを圧縮と表示速度の向上