SNI SSLとは何?SSL化に一歩近づける時代に!

SNI SSL(ネームベース)とは
SNI(Server Name Indication)の略、SSL/TLSの拡張仕様の一つ

1台のサーバー(IPアドレス)でも、複数のSSLの運用が可能となる

従来のSSL証明書は、
同じIPアドレスにつき、1っのドメインしか運用できず

その為、複数で同じIPアドレスを利用してる、共用レンタルサーバーでは、
独自SSL証明書を、導入する際には、専用のIPアドレスが必要になっていた!

   共有SSLと独自SSLの違い! sslサーバ証明書とは

要するに、
独自SSLを利用する際は、IPアドレスも不可欠となる



そんな中、「SNI SSL」と言ううものが、やってきた!



これは、端的に言うと
「今まで必要だった、IPアドレスが、要らなくなった」


と、言うことで、


「どのドメインに対して、SSL証明書を利用するのか」を判断する事が可能

SSL/TLS拡張の1っである「Server Name Indication(SNI)」を使えば
グローバルIPごとではなく、ドメインによって使い分ける事が可能になる。

IPアドレスに紐付いていた物が、ドメインに紐づくことが出来ること





SNI SSL(ネームベース)を使うと、どんなメリットがあるの!

「SNI SSL」を、利用することによって、
何と言っても、コスト面で、大幅に小さく出来る

Googleでは、HTTPSを、検索結果に優遇する!
ランキングシグナルとしては、小さい要因だそうですが

SSL化は「Google 検索結果のアルゴリズムに組み込む」と
2014年8月あたりに、アナウンスがあり、結構、話題になってました


とは言え、

特に、個人運営に取っては、導入負担も大きく、
IPアドレスの価格が、結構大きいものでしたが、


「SNI SSL」を利用すると

非常に、低価格で、SSL証明書が、導入できる!
SSL証明書導入におけるコストを、大幅に削減することが可能です。




逆に、デメリットはあるのかと言うと!

SNI SSL(ネームベース)は、対応するブラウザが必要なのですが
一部の古いブラウザを、使っているユーザーもいる

当サイトに、最近訪問されたデータ解析では、(アクセス総数:237,580)
全体で「WindowsXP・・・2.2%、Internet Explorer6以前・・・0.08%」



SNI SSL(ネームベース)に対応するWebブラウザ

Internet Explorer7 (Windows Vista)以降 ※WindowsXPは非対応です。
Mozilla Firefox 2.0 以降
Google Chrome 6 以降
Safari 3.0 以降
iOS 4以降のMobileSafari
Android 3以降のAndroidデフォルトブラウザ
Windows Phone 7以降


ほとんどの、Webブラウザが「SNI SSL(ネームベース)」に、
対応してきた事から、最近は、非常に注目も集まっています。

ですが、HTTPからHTTPS化に、完全移行する場合は、
URLが変わると言うことで、URLの移転となります

当然、それなりの作業が必要になりますので、
十分、注意が必要な作業になりますね!
HTTPから完全HTTPS化する方法の作業項目











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