HTTP/2とは、通信効率が改善されて表示速度が大幅に向上
HTTP/2 (Hypertext Transfer Protocol version 2)
高速にコンテンツを表示させる目的で開発されたプロトコル
最も主流である「HTTP/1.1」の、大幅バージョンアップ版が「HTTP/2」
HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)
WEBサーバーとブラウザー間の、データ送受信に関する通信規約
1999年に標準化された「HTTP/1.1」
最も主流である「HTTP/1.1」からのバージョンアップが「HTTP/2」
従来の「HTTP/1.1」を最適化され、パフォーマンス上の問題を解決
2015年2月に登場した「HTTP/2」は、16年ぶりの改訂となり
高速スピードに特化された通信で、ページ表示の速度が速くなる!
スピードの秘訣は、1ページに対して多くのリクエストが必要にも関わらず
HTTPは、1っのリクエストに対して1っを返し、完了後に次に移る仕様
「HTTP/2」は、複数のリクエストを許可されていて、前回のリクエストの
完了を待たずして、次のリクエストが送れる仕様となる
その他にも、ページ表示の速度高速化の機能が多く含まれた仕様になっている
TCPコネクションの多重化
レスポンスを多重化して複数のリクエストを処理する
ヘッダーの圧縮
同じHTTPヘッダー情報を何度も送信させないで、必要な差分データだけを送信
サーバープッシュ
次のリクエストが来る前に、サーバーが判断して必要となるデータを送信
「HTTP/1.1」のデータ通信
「HTTP/2」のデータ通信
ブラウザの対応状況は
「HTTP/2」の 仕様的には、「HTTP/HTTPS」が対応されていて
ほとんどのブラウザで「HTTP/2」を採用されている
但し、セキュア接続以外は、従来の「HTTP/1.1」のプロトコルになり
対応されているほとんどのブラウザは「HTTPS」のみが利用可能となる
要するに、「HTTP/2」を利用する場合は、「https ://」が必見となる!
「Google Chrome 30以上、Mozilla Firefox 34以上 Internet Explorer 11、Microsoft Edge、Opera、Safari 9」
WEBサーバーの対応状況は
ブラウザ的には、常時SSLで、「HTTP/2」 が使えることになるのだが
WEBサーバーとブラウザと間で「HTTP/2」対応されていないとならないので
当然、WEBサーバーも「HTTP/2」が対応条件になる!
ですが、WEBサーバー(レンタルサーバー側)では、
「HTTP/2」仕様の共用レンタルサーバーが少ないのが現状
「llS(Windows 10)、OpenLiteSpeed、Akamai Edge Servers、 nginx 1.9.5、Apache 2.4.17」以上
最も主流で使われている「Apache」は、2.4.17以上となっているが
多くの共用レンタルサーバーでは、「Apache 2.4.xx」と非対応が多い!