さくらのサーバでメールアドレスの作成が独特!SPF設定も対応

さくらのレンタルサーバーで、メールアドレスを追加する場合の設定手順です
設定方法が独特で、若干、戸惑うかもしれませんので流れを確認しておいて!


他社で管理している独自ドメインは、ゾーン編集することが出来ない仕様ですが、
SPFレコード設定に関しては、ワンクリック設定で対応している!


SSL/TLSを用いたメールの送受信(暗号化)については、
メール送信は「STARTTLS」が対応、メール受信は「POP/IMAP over SSL」が対応




目次





メールアドレスの作成手順


 1  「メールに関する設定」の「メールアドレスの管理」を選択

メールに関する設定



 2  「ウイルスチェック」「メールアドレス一覧」「メールアドレスの追加」

メールアドレスの管理

重 要

ウイルスチェックの一括 有効/無効
メールアドレス一覧
メールアドレスの追加


さくらのサーバーで、メールアドレスを作成する際は、ちょっと特殊で、
1っのアドレス名は、全ドメインで適用されてしまいますね!

例えば「aaa.com」「bbb.com」「ccc.com」の独自ドメインを追加している場合

xxxのアドレス名を作成すると
「xxx@aaa.com」「xxx@bbb.com」「xxx@ccc.com」のメールアドレスが適用される

要するに、特定のドメインのみでメールアドレスを作成できない!
※ メールアドレスは「@」より後ろのドメイン名を指定(選択)することはできません!

もちろん、メールアドレスを作成したら、
通常通り、目当てのドメインで利用することは、当然できるのですが、

仮に、それぞれのドメインで、同じアドレス名を付けて使いたい場合には
全てのドメインが、同じメールアドレスとして認識されてしまうので適さない

要するに、全て同じ受信ボックスっていう形になってしまいますね!

複数のメールアドレスを作成して、
使い分けて使う場合は、アドレス名を別々にして作成する形になるようです!




 3  「メールアドレスの追加設定」

メールアドレスの追加

繰り返しますが、メールアドレスの追加する際は
メールアドレスは「@」より後ろのドメイン名を指定(選択)はできません!


基本的には、サブドメインも含めて、ドメインを追加設定しているものが対象で
「ドメイン名」に、マウスのポイントを合わせるとドメインが表示される

「アドレス名」「パスワード」を決めたら、「追加」をクリックして作成完了です
あとは、お好みのメールアドレスを、メールソフト等に設定して利用する形ですね




 4  「メールアドレス一覧」~「変更」

メールアドレス一覧~変更



 5  「メールアドレスの変更」

メールアドレスの変更

メールアドレスを追加すると、「メールアドレス一覧」に表示され
「変更」で、容量の制限やメール転送、パスワードの変更等が可能になる






SPFレコードの設定手順と確認

メールの受信元が、送信元が信頼できるかチェックする仕組みで
ドメインのゾーン編集を行うことで、SPFレコードを設定することになる

SPFとは?独自ドメインを使う場合に必見!設定する方法


さくらのレンタルサーバーに関しては、「他社で管理」しているドメインでは
ゾーン情報の編集には対応してません!

さくらインターネットで取得、管理しているドメインのゾーン情報は編集が可能

但し、SPFレコードの「追加・削除」のみ設定することは可能で
ドメイン設定から、SPFレコードを設定することが可能となる

「"v=spf1 a:www***.sakura.ne.jp mx ~all"」ゾーンに以下の内容が記述される




 1  「ドメイン設定」を選択

ドメイン設定



 2  「ドメイン 一覧」~「変更」

ドメイン 一覧~変更



 3  「 5. SPFレコードの利用を選んでください」

SPFレコードが設定

「SPFレコードを利用する」にチェック(自動的にSPFレコードが設定される)




 4  「会員メニュー」にログイン ~「ドメインメニュー」

会員メニューにログイン

「契約情報」~「ドメインメニュー」~「ネームサーバメニューへ」~「表示」にアクセス




 5  ドメイン「ゾーン表示」

SPFレコードの設定前
SPFレコードの設定前

SPFレコードの設定後
SPFレコードの設定後

自動的に「"v=spf1 a:www***.sakura.ne.jp mx ~all"」の内容が記述されました




SSL/TLSを用いたメールの送受信設定

メールサーバ(SMTP / POP)への接続に、「SSL/TLS」を用いることが可能
要するに、SSL/TLS 接続方式を利用して暗号化することができる
※ メール送信「STARTTLS」、メール受信は「POP/IMAP over SSL」が対応

最近は、サーバー間の「盗聴、なりすまし」などを防ぐのに
通信を暗号化するのが一般的になっている



 1  メールアカウントの基本設定

画像の説明

名前(Y)任意の名前(メール送受信する際に表示)
電子メールアドレス(E)メールアドレス
受信メール サーバ(I)初期ドメイン
送信メール サーバ(SMTP)(O)初期ドメイン
アカウント名(U)メールアドレス
パスワード(P)メールアドレスを作成した際に設定したパスワード




 2  メールアカウントの詳細設定

画像の説明

送信サーバー送信サーバ(SMTP)は認証が必要(O) にチェック


画像の説明

受信サーバー(POP3)(I):995
送信サーバー(SMTP)(O):587|使用する暗号化接続の種類は「TLS」を選択


メールソフトの操作手順は多少異なりますが、
「基本設定」「送信サーバー」「詳細設定」を行う形になる!




メール送信数状況をグラフで確認


 1  「メールに関する設定」の「メール送信数グラフ」を選択

メール送信数グラフ



 2  「メール送信状況」

メール送信状況





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